日记本:人鱼の森 |
作者:灼眼のシャナ(sherry950430osiw) |
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日记篇首语: |
悲しみを教えて
瞳を閉じていたら 悲しみも見えないと
ぬくもり知らずにいれば 傷つくこともないと
思い出せない
優しい声を弔(とむら)う胸の海原 (うなばら)
消え失せた過去(かこ)から
誰かが呼んでいるの
悲しみをこの手に 取り戻す時はいつも
二度とは来ない 今
あなたのことしか見えない
遠くで静かに光る 優しい船がひとつ
逆巻(さかま)く嘆きを乗せて 胸の波間に消える
知らないはずの温もりをなぜ
探して惑う海原 (うなばら)
さざなみ揺らめいて
命の船は行くよ
星ひとつ見えない 波間を越えて進むよ
暗闇(くらやみ)の向こうに
あなたのことしか見えない
いつか見てた波の静けさの方へ
海の底(そこ)に消えた優しさの方へ
愛し合う未来を
確かに知っているの
悲しみをこの手に 取り戻すその時まで
二度とは来ない 今
あなたのことしか見えない
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